こんばんは!
今、C#やASP.NETについて学んでいますので、アウトプットで記事にまとめていきます!!
今回はコレクションデータバインドについてまとめていきます。
対話型トランザクションとは
対話型トランザクションは、ユーザーとシステム間の対話を通じて行われるトランザクションの一種です。これは、ユーザーが操作を指示し、システムがそれを実行するという形式を取ります。対話型トランザクションは、ユーザーの入力に応じてシステムの動作が変化するため、非常に柔軟性があります。
対話型トランザクションの重要性
対話型トランザクションは、ユーザーとシステム間の対話を通じて、ユーザーのニーズに合わせてシステムの動作を調整する能力を提供します。これにより、システムはユーザーの具体的な要求に対応することができ、ユーザー体験を向上させることができます。また、対話型トランザクションは、システムがユーザーの入力に応じて動作を変更するため、システムの柔軟性と適応性を向上させます。これは、システムが様々なユーザー要求に対応できるようにするために重要です。
対話型トランザクションの例
対話型トランザクションは、ユーザーとシステム間の対話を通じて行われるトランザクションです。これは、ユーザーが操作を指示し、システムがそれを実行するという形式を取ります。
オンラインショッピングのチェックアウトプロセスは、対話型トランザクションの一例です。ユーザーは商品をカートに追加し、支払い情報を入力し、最終的に購入を確定します。この一連のステップは、ユーザーとシステム間の対話を通じて行われ、各ステップはユーザーの入力に応じて変化します。
対話型トランザクションの例②
対話型トランザクションのもう一つの例として、オンライン予約システムを挙げることができます。例えば、レストランの予約をオンラインで行う場合を考えてみましょう。ユーザーはまず、希望の日付と時間、人数を入力します。システムはそれらの情報に基づいて利用可能なテーブルを表示します。次に、ユーザーは適切なテーブルを選択し、必要な情報(例えば、名前や連絡先情報)を入力して予約を確定します。
この一連のステップは、ユーザーとシステム間の対話を通じて行われ、各ステップはユーザーの入力に応じて変化します。これにより、システムはユーザーの具体的な要求に対応することができ、ユーザー体験を向上させることができます。
長時間トランザクションの典型的な業務
対話型処理
ユーザーとシステムが直接対話する形式の処理です。ユーザーが操作を行い、システムがそれに応じて反応します。このタイプの処理は、リアルタイムでの応答が必要な場合や、ユーザーが直接結果を確認したい場合に適しています。例えば、ATMでの銀行取引や、オンラインショッピングサイトでの商品検索などが対話型処理の一例です。
バッチ処理
一連のジョブを集めて一度に処理する方式です。これらのジョブは、ユーザーの介入なしに自動的に実行されます。バッチ処理は、大量のデータを効率的に処理する必要がある場合や、処理に時間がかかる場合に適しています。例えば、銀行が一日の取引をまとめて処理する場合や、大量のメールを一度に送信する場合などがバッチ処理の一例です。
対話型トランザクション処理の設計パターン
対話型トランザクション処理では、複数のユーザーが同時にデータにアクセスし、それを更新する可能性があります。これにより、データの整合性を保つための設計パターンが必要となります。今回は、その中でも3つの主要な設計パターンについて詳しく見ていきましょう。
1. 後勝ちルール適応
後勝ちルールとは、最後に更新したユーザーの変更が反映されるというルールです。このルールは、シンプルで理解しやすいため、多くのシステムで採用されています。
具体的な実装方法としては、各レコードにタイムスタンプを付け、最新のタイムスタンプを持つ更新が有効となるようにします。これにより、同時に複数のユーザーが同じデータを更新した場合でも、最後に更新したユーザーの変更が反映されます。
2. 業務排他制御の作りこみ
業務排他制御とは、一度に一人のユーザーだけが特定のデータを更新できるように制御する方法です。これにより、データの整合性を保つことができます。
具体的な実装方法としては、データにロックをかけることで、他のユーザーが同時にそのデータを更新することを防ぎます。ユーザーがデータを更新し終えたら、ロックを解除します。これにより、一度に一人のユーザーだけがデータを更新できるようになります。
3. 楽観同時実行制御の作りこみ
楽観同時実行制御とは、データの更新時に競合が発生する可能性が低いと仮定し、更新の競合が発生した場合にのみ対処する方法です。
具体的な実装方法としては、各レコードにバージョン番号を付け、更新時にバージョン番号をチェックします。更新を試みるユーザーがデータを取得した時点のバージョン番号と、現在のバージョン番号が一致していれば更新を許可し、一致していなければ更新を拒否します。これにより、更新の競合が発生した場合にのみ対処することができます。
実際にASP.NET Web Formsで試してみる
以下のようなコードを書いてみます
>|C#|
/*
* FileName: test.aspx.cs
* Created by: keita
* Created on: 2024.6
*
* Description:
* 後勝ちルール適応
*/
public class Record
{
public int Id { get; set; }
public string Data { get; set; }
public DateTime LastUpdated { get; set; }
}
public void UpdateRecord(Record newRecord)
{
var existingRecord = _dbContext.Records.Find(newRecord.Id);
if (newRecord.LastUpdated > existingRecord.LastUpdated)
{
existingRecord.Data = newRecord.Data;
existingRecord.LastUpdated = newRecord.LastUpdated;
}
_dbContext.SaveChanges();
}
||<
>|C#|
/*
* FileName: test.aspx.cs
* Created by: keita
* Created on: 2024.6
*
* Description:
* 業務排制御
*/public class Record
{
public int Id { get; set; }
public string Data { get; set; }
public bool IsLocked { get; set; }
}
public void UpdateRecord(Record newRecord)
{
var existingRecord = _dbContext.Records.Find(newRecord.Id);
if (!existingRecord.IsLocked)
{
existingRecord.IsLocked = true;
existingRecord.Data = newRecord.Data;
_dbContext.SaveChanges();
existingRecord.IsLocked = false;
}
}
||<
>|C#|
/*
* FileName: test.aspx.cs
* Created by: keita
* Created on: 2024.6
*
* Description:
* 楽観同時実行制御
*/public class Record
{
public int Id { get; set; }
public string Data { get; set; }
public int Version { get; set; }
}
public void UpdateRecord(Record newRecord)
{
var existingRecord = _dbContext.Records.Find(newRecord.Id);
if (newRecord.Version == existingRecord.Version)
{
existingRecord.Data = newRecord.Data;
existingRecord.Version++;
}
_dbContext.SaveChanges();
}
||<
コードはそれぞれ下記のようになっています!
実行はしませんが、参考程度に~
後勝ちルール適応
このコードでは、Record クラスが定義されており、各レコードは Id、Data、LastUpdated の3つのプロパティを持っています。UpdateRecord メソッドでは、新しいレコードが既存のレコードよりも新しい(LastUpdated が新しい)場合にのみ、既存のレコードを更新します。
業務排他制御の作りこみ
このコードでは、Record クラスに IsLocked プロパティが追加されています。UpdateRecord メソッドでは、既存のレコードがロックされていない場合にのみ、レコードを更新します。更新が完了したら、ロックを解除します。
楽観同時実行制御の作りこみ
このコードでは、Record クラスに Version プロパティが追加されています。UpdateRecord メソッドでは、新しいレコードのバージョンが既存のレコードのバージョンと一致している場合にのみ、レコードを更新します。更新が成功したら、バージョンをインクリメントします。
システムを運用していく上で、設計部分のコアを担うものなので、しっかり頭に入れておきたいものです。
今日はここまでです♪
ここまで読んでいただきありがとうございます!