ketyiaの学んだこと議事録

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CNDの勉強51 ~データのバックアップ~


こんにちは!
CNDの勉強をしていきます。

今回は「データのバックアップ」についてまとめていきます!

データのバックアップとは


データのバックアップは、物理的記憶や保存されているデジタルデータを複製するプロセスのことです。

破損後にシステムを通常の動作状態に復帰させる目的と、データの損失や破損後にデータをリカバリーする目的があります!

バックアップメディアを選ぶ際は、「性能」「信頼性」「拡張性」「速度」「コスト」の観点から選択することを求められます!

メディアドライブは、光ディスクやポータブルハードディスクやUSB、テープドライブがあげられます!

RAIDテクノロジー


RAIDは、複数のハードドライブを組み合わせて一つのユニットにし、データを複数のディスクドライブに書き込んで障害が発生してもシステムを運用できるようにするテクノロジのことです!

ストレージテクニックは、「ストライピング」「ミラーリング」「パリティ」のテクニックがあります。

レベル0

ディスクのストライピングを使用した方法です。
データをブロックに分割して、複数のドライブに均等に分ける方法です。
障害対応よりも性能UPの効果があります。

レベル1

ディスクのミラーリングを使用した方法です。
データの複数のコピーが同時に複数のドライブに書き込まれます。
障害時にデータのリカバリが可能になります。

レベル3

プロパティを使用したディスクのストライピングを使用した方法です。
複数のドライブ間にて、データをバイトレベルでストライピングし、一つのドライブが分けたデータのパリティ情報を格納するドライブとして使用されます。
障害時にデータリカバリーとエラー補正が可能となります。

レベル5

ブロックインターリーブ分散プリティの方法を使用しています。
要は、データをブロック単位で分割し、パリティデータも全てのドライブに分散して保存します。
2つのドライブが故障すると修復ができなくなってしまうのが欠点です。。

レベル10

ブロックのストライピングとミラーリングの方法を使用されています。
RAIDレベル0とレベル1を組み合わせたもので、データの冗長性と高速性を両立します。ただし、利用可能なデータ容量は全HDD容量の半分となります。

レベル50

複数のRAIDレベルでのミラーリングとストライピングの方法を使用されています。
これも、データの冗長性と高速性を両立します。ただし、利用可能なデータ容量は全HDD容量のRAID5グループ数分減ります。

SAN


SAN(Storage Area Network)は、複数のコンピュータとストレージ(外部記憶装置)の間を結ぶ高速なネットワークです。主に業務用の大規模システムなどで用いられます。

利点としては、「ストレージが集約できる」「データ共有が楽」「バックアップとリカバリの向上」「信頼性が高く、一元管理可能」「高いパフォーマンスと待ち時間が短い」という点があげられます!

ツールは、「ManageEngine OpManager」や「SanTool」等があります!

NAS

NAS(Network Attached Storage)は、ネットワークに接続されたハードディスクやSSDで、同じネットワーク間でユーザーが自由にデータの共有や保存ができる便利な記憶装置です。

ゲートウェイNASシステムとしては、「FreeNAS」があります!

バックアップ方法


バックアップの方法は、コストと能力に基づいて方法を選択する必要があります。

ホットバックアップ

ユーザが利用できる状態でデータをバックアップします。

コールドバックアップ

ユーザが利用できない状態でデータをバックアップします。

ウォームバックアップ

ホットバックアップとコールドバックアップの組み合わせです。

 

バックアップ場所


オンサイトデータバックアップ

オンサイトのデータストレージにバックアップデータを保存しています。

オフサイトデータバックアップ

遠隔地にデータを保存し、物理的に強固な場所にデータを保存します。

クラウドデータ

オンラインバックアッププロバイダが提供するストレージにバックアップデータを保存します。

バックアップのタイプ


フルバックアップ

すべてのシステムをバックアップメディアに保存します

差分データバックアップ

前回のフルバックアップの後に変更されたすべてのデータがバックアップメディアにコピーされます。

 

まとめ


ここまでです!

今回はデータ技術のコアな部分に触れたかなと主観で感じていて、データを扱う際には知っておかなければならない技術です。しっかり覚えておきたいですね~

ここまで読んでいただきありがとうございました。